子宮全摘開腹手術から一夜明け、翌日の朝は噂に聞いたとおり辛い朝だった。
薬が効いていないからか、一睡もできなかったからか・・・。
あと、管がつながれている不自由な状態もストレスになるのだろう。
この頃は、傷の痛みなんだか中の痛みなんだかよくわからないけど、ただただ痛いという感じ。朝、口をゆすいでもらい、また座薬を入れてもらった。
9時頃、はじめてのガスが出てホッとした。
看護師さんに何度も「ガスは出ましたか?」と聞かれたから重要なことなんだろうと思っていたら「ガスが出たらお水飲めますよ、ゆっくり少しだけ飲んでみましょう」と水のみを貸してくれました。
思わず「あ~美味しい♡」と言って看護師さんに笑われてしまいましたが・・。
その後、フットポンプをはずしてもらい、手術翌日なのに歩行練習。
経験者のお友達から「痛くてもトイレまで頑張って歩けたら尿管取ってもらえるからね」と、散々言われていたので、看護師さんに付き添ってもらい一歩一歩歩いてみる。
トイレまでは2部屋ぐらいの距離なので、まあ近いほうです。
それが!
以外としっかり歩けました。
歩ける幸せに感謝です。
歩けたので、尿管を取ってもらえました。
「これで、ひとつ減りましたね。」
この言葉が嬉しかった。
ポイントをクリアしたような達成感が・・。
尿管を外した後は、1回は看護師さんに付き添ってもらい、その後は一人でトイレに歩行練習がてら何回も行きましたね。
(だって、歩かないと腸閉塞になったらまたお腹開けなきゃいけないんだから・・・)←友人の脅し。
この日はまだ絶食。
4人部屋の他3人は私より早く手術した方なので、食事の時は「あ~、いいなぁ。お腹すいた・・・」と思っていました。
食欲があるってことは、順調なのかな。
午後になって、大きなおしぼりで体をふいてもらい、パジャマにも着替えさせてもらいました。これで少しはまともに。
からだは、かなりサッパリ!
よくよく考えたら、人に体を拭いてもらったり着替えさせてもらったりすることって今までの人生ふりかえってもなかったことですもんね。
本当に感謝です。
この清拭と着替えをきっかけに、なんか気力が沸いてきたんです。
ノート書いたり、ラインやメールもできた。
さすがに術後翌日なので夫も友人もびっくりしていたな。
あと、取り出したものが、子宮と筋腫合わせて2500gだったことにもびっくりしてた。(そりゃそうだ)
「娘の出生体重と一緒だよー」とか(笑)
16時、抗生物質の点滴4本目、最後の袋が終了。
あとは背中の麻酔の管だけだ。
かなり身軽にトイレに行ける、これも幸せ♪
夕方夫が来て、少し話して歯磨きに付き合ってもらいました。
この頃、また痛くて痛み止め(今日から飲み薬)をお願いし、到着。
21時、消灯。
2日間寝ていないから、今日こそ寝たいんだけどな・・