2500gという巨大子宮筋腫と卵巣ひとつを摘出して、手術後はお腹もすっきりして順調に回復すると思っていた私。
やっぱり退院してからの生活は、そうそう甘くはありませんでした。
実家から自宅に戻り、午後体調がよかったし休んでいる徒歩5分の職場にリハビリがてら行ってみたのですが・・
本当に体力が落ちています。
情けなくなるくらい・・・。
この暑さの中歩いたのも無理があったのだけれど・・。
一気に冷房の効いている部屋に入って、色々な人とお話して疲れてしまったのもある。
冷や汗が出て倒れてしまいました。
その晩から不眠と、ぐるぐるとしためまい、耳がボコボコいうので三半規管か?と、入院した病院の耳鼻科に行きましたが、まったく異常なし。
以前、突発性難聴を患っているので、ピリピリしていたようです。
さらに今まで元気でスポーツや海外ひとり旅などしてた自分は、術後の不調に焦りが加わってしまったのでしょう。
もう、巨大子宮筋腫を摘出した皆さんのブログなどを検索しまくりました。
そして過度のストレスによって耳鼻科に行った同じ日に息苦しさ、過呼吸でパニック、救急搬送。
もちろん人生初の出来事です。
普段健康な人ほど、もどかしくて術後焦ってしまうのかもしれませんね。
そして、産婦人科の1か月検診。
これは、そんな状態だから内診がとってもきつかった。
もっときつかったのは、こんなに体が辛いのに
「貧血もないし、順調ですね。次は2か月後に来てください」
あの巨大な子宮筋腫と卵巣ひとつ手術してくださった先生ですが、事務的に聞こえました。
めまいや動悸、過呼吸などのことを話をしましたが、「卵巣ひとつ残しましたから、更年期が来たという感じでもなさそうだし・・・あとは、心療内科で相談してください」という言葉が、その時の私には辛かったんです。
そして、不安ばかりが大きくなり、運転中にめまいや動悸が起こったらどうしようかと思ったら車の運転も出来なくなってしまって、 タクシーでお友達が勧めてくれた心療内科を受診し、リーゼという母も飲んでいるようなメジャーな安定剤を処方してもらいました。
大きな子宮筋腫と、子宮、卵巣ひとつを摘出するということ、そして全身麻酔、からだにメスを入れるということは、ほんとうに大手術なんだと実感した1か月でした。