この冬は、ノロウィルスが猛威をふるっているようです。
そして、風邪やインフルエンザのピークが過ぎた頃、なんだかわからないけど目のかゆみやくしゃみなど花粉症のような症状にアレ??って。
スギの木の花粉は、実は早くも1月の中旬から飛散がはじまるんですよね。
スギじゃなくたって、1年中いろんなものが飛んでいるのが現実。
いちばんいいのは、アレルゲンである花粉を吸わないこと。
でも、マスクをしていたって食事を食べる時は、はずさなければいけないし、日常生活をしていたらアレルゲンを100%シャットアウトは不可能です。
なので、症状を悪化させないようにするために、例えば花粉をできるだけ避けるようにすることが大事。
外出の際のマスクやメガネはもちろんですが、室内でも掃除機をかけたり、空気清浄機などを使ったり。
洗濯物も部屋干しにするなどなるべく花粉を入れないようにしたいですね。
この、予防。
現在、花粉症ではない人でも、花粉を吸い続けてやがて発症することを防ぐためにも、実はとても大切なこと。
それでも毎年症状に苦しんでいる方は、症状を軽くするお薬、抗ヒスタミン薬などを処方してもらうといいですよ。
私の場合は、40歳のころから持病の高血圧の治療(服薬)をしていますので、内科のかかりつけ医に相談しました。
かかりつけ医が特にない場合は、アレルギー科か耳鼻科がベストですかね。
毎年、1月後半からアレグラ錠というお薬を処方してもらっています。
アレグラ錠は、数年前までジェネリックがなくて値段が高く、月1回の内科で3割負担で5,000円なんてこともざらだったのですが、現在はジェネリックがあります。
お薬代が安くなったので、ほんとーに助かってます(^^)
しかも、目の中もかゆくてダメ元で内科の先生に、
「目薬は眼科に行かないと出してもらえませんよね・・・」と聞いてみたら、
「いいよ、点眼液出しておくね。弱いのと強いの2本出しておくけど、強いのは我慢できない時だけ使ってね」と目薬も処方してくれました。
眼科に行けば手間も診察代もかかるので、これも主婦の知恵。言ってみるもんですね。
話は横道にそれますが・・
実は、今のお仕事の前は皮膚科で10年ぐらい働いていた私ですが、
よく、花粉に限らずアレルギー症状に悩んでいる患者さん、
この時期は特に『アレルギーの検査してもらいたい』と言ってる方多かったです。
でも・・・
例えば金属アレルギーのように、歯医者さんで金属を入れるためなど、
ある特定のものが大丈夫かどうかをどうしても確かめたいという方は別として、
花粉やハウスダストなどの場合。
アレルゲンは世の中には無限にある中、保険適用になる血液検査は十数項目。
だいたいドクターは、スギ・ヒノキ・かび・ハウスダスト・ダニなどの一般的なものをすすめます。
しかも保険点数が高いので費用はだいぶかかるんですよね~。
3割負担で7~8千円 なんですよ。
・・・で、そんなにお金かけても、結果はというと、
「スギがけっこう出てました、ハウスダストと、かびに少し反応があります。」
それがわかったから、あ~よかったって思うのかな・・・。
いつも、疑問でした。
それよりも、緩和するために方法を考えたり、治療したり、そっちのほうが大事なのではないか?って個人的に思っています。
(決して、アレルギー検査を否定する訳ではありませんが)
この時期の花粉症のお話から、かなり脱線してしまいました。
私も年が明けたらすぐ花粉症のお薬を処方してもらい、
少しでも軽くすむように予防しようと思っています。
なにごとも、備えあればですね・・・