【①巨大子宮筋腫・子宮全摘】入院1日目(手術前日)

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(しばらく自宅のアナベルともお別れ・・・)

 

いよいよ入院当日の日がきてしまいました。

夫が午前中だけ仕事を休んでくれたので、車で乗せて行ってもらい荷物も運んでもらえたので助かった~。

 

10時に入院の窓口で手続きの後、夫と一緒にリハビリテーション室に案内され、麻酔科の先生から麻酔の説明を受けました。

麻酔科の先生は、物腰柔らかな方でこの方なら身をゆだねられるなぁと安心。

「では、明日よろしくお願いします」と、ここでいったんお別れ。

 

そのあと看護師さんが迎えに来てくれて、病棟へ案内されました。

まずは病棟の、施設の説明。

処置室、診察室、シャワー室、洗濯室・・・

談話室もあるけれど、ラウンジという見晴らしがよい場所が来客時によさそう。

 

そのあと、お部屋の自分のベッドへ。

今日から9日間、ここが自分の棲み処なのですね・・

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ここで、夫は帰宅。

「じゃあ、まあ頑張って。」

「うん。次に会うのは麻酔でうつらうつらの時だね」

と、短い会話を交わします。

(手術室へ入るときは実母にお願いしたのです)

 

そのあと、検温。血圧測定。

血圧は、やっぱり高め。50歳で初の入院、手術だもん。そりゃ緊張もするよね。

看護師さんから

「あとで手術衣もってきますね。それまでに、名前書いたバスタオルと、腹帯、フレックスパンツ(この病院ではT字帯のかわりにおむつを使うらしいので事前に売店で購入)を準備しておいてください。もうパジャマに着替えていいですよ」

といわれたので、がさごそ荷物をほどき、準備をしました。

このとき、ネームバンドを左腕に。真の入院患者となりました。

次にやってきたのは薬剤師さん。

薬のチェックです。

私の場合は高血圧のお薬。

それと最近は巨大子宮筋腫が胃を圧迫していたので、プリンペランという吐き気止めを服用していました。

 

プリンペランも、もうすぐ必要じゃなくなるかなー。

吐き気は辛かったから嬉しい!

 

そうこうしてるうちに、12時。

はじめての病院食です。

もちろん、減塩食です(やや、がっかり)

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やはり、巨大子宮筋腫のせいであまり量は食べられない。

目では食べたいのだけれど・・。半分ぐらい食べた。

里芋のゴマよごしが美味しかったからこれは全部いただいた。

 

13時。食事のチェックと、排尿・便のチェック表が配られます。

退院の日まで自分で正の字をつけていくらしい。

 

このあと、暇になる。


持ってきた文庫本を読んではみるけど集中できない。

ちなみに、読んだつもりの本はこちら。 

レモン・インセスト (光文社文庫)

レモン・インセスト (光文社文庫)

 

 

本がだめならスマホ?と思っても、もう何百回って検索した「巨大子宮筋腫 ブログ」とかをもう手が検索しちゃうの(笑)

ダメダメダメーーー!

 

仕方がないので、環境づくり。

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14時45分。

処置室に呼ばれて、剃毛。

アンダーヘアをジョリジョリ。へんな気分。これも、人生初です。

 

そのあと、シャワーへ。

しばらくシャワーできないのでね。

シャワー室で明後日オペの方と言葉を交わした。

「私、明日なんです~コワいですよね」こういう会話が少しホッとする。

みんな、気持ちは同じなんだよね・・・。

 

シャワーへは100均で買ったビニールバッグが大活躍。

タオルなどはエコバッグに。

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15時25分。

白い下剤を飲む。

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飲みやすいように氷が入ってる。

バリウムなんかより全然飲めた。

 

明日の手術は午後からなので、夜10時以降、食べるのは✖だけれど、朝10時まではお水はOKだとのこと。

 

というわけで、ペットボトルを2本買いに行く。


 18:00 手術前最後の夕食。

ここから、2日間絶食となります。

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減塩食ですが、味が薄く感じずとても美味しかった。

手前のアイスクリームのような丸いものは、かぼちゃのサラダ。


しばらく食べられないとわかっていても、圧迫感でやや残し。

 

19時。

食べてすぐの浣腸。なんか、もったいない気がする。

これもお初。

5分我慢してって言われましたがそんなのは無理。

浣腸ってすごいですね。


消灯まで本読んだり(まったく頭に入っていないけれど)LINEしたり。

 

21時、消灯。

配られたドラールという眠剤を飲んで就寝。

1.浣腸の効きすぎ

2.暑くて寝汗

3.喉が渇く

4.「いたーーーーい!」というどこかからの叫び声

その他諸々の理由で、眠剤は全く効きませんでした。

一睡もできない長い夜を過ごしました。